さまよう大アリクイ

横浜市に住む。ホームページを作っていたりするが、最近滞り気味。

本を読んだり、DVD見たり

金曜日の夜のドラマ「てるてるあした」、なんだか不思議なことが起こる佐々良の街の物語です。気になって、原作本を読みました。「ささらさら」は交通事故で幽霊になった夫と、残された妻子の話です。幽霊話だけど明るい暖かい話です。ドラマでは鈴木久代の“笹乃館”で話が主な舞台ですが、原作はサヤの家が主な舞台でした。「てるてるあした」は両親の借金で夜逃げしてきた照代の話でした。ドラマと違って、原作には、時間を戻す時計はなかったし、自転車は歌いませんでした。とは言え、大筋で原作に沿ってドラマ化しているようです。「てるてるあした」は読んでいて、最後の方は涙が出てきました。どうも涙腺がゆるくなっているようです。でも、鬼婆と言われた鈴木先生の優しさ、照代の母の過酷な半生を思うと、泣けちゃいました。

少し前に、チャップリンのDVDが1枚500円で売っていたので、買ったままになっていたので、観ました。「殺人狂時代」、あちこちに喜劇的な行動が盛りこまれていますが、内容がないようなので笑っていられる作品じゃないです。前半は淡々と家族を養うために殺人が行われていて、後半では失敗が重なり恐慌で全てを失い犯罪が発覚し死刑へとなる話です。最後の方の台詞で有名な作品の様ですが、台詞は、考えさせられる内容だけど、短いものでした。

午後からハリーポッターの6巻の「謎のプリンス」を読みました。謎は相変わらず多いです。ダンブルドアはスネイプが1年しか勤められないと知ってて担当授業を変えたのか、なぜスラグホーンはポリジュース薬を用意していたのか、ダンブルドアはなぜマールヴォロ・ゴートンの世指輪をはめていたのか、などなど。ヴォルデモート卿の由緒正しい、しかし先祖代々捻じ曲がった生まれと、執着的性格と、死なない理由(鋼の錬金術師の賢者の石を思い浮かべてしまった)もわかって、へぇ~と思いました。ハリーポッターはもしかしてホグワーツ創設者の代理戦争なのかとか思ってしまいます。男女関係はワケワカラナイの一言です。何か意味があるのかなぁ。4巻以降、毎巻のように誰か死ぬし、しかもだんだん身近になるので、7巻はオソロシイです。ハリーポッターは魔法より箒に乗る方が上手な様で、大丈夫なんでしょうか。ホグワーツは7年生まであるようですが、前巻までを読んでると必ずしも行かないようです。7巻は、ホグワーツが舞台ではなくなるのでしょうか。次が出るのが楽しみです。