クラブツーリズムの高山病予防セミナーで紹介のあったミウラ・ドルフィンズの富士山テストに来ました。
予約がいっぱいで、この日まで空いていませんでした。
富士山テストとは、低酸素室に入って高山での状態の体験と、高山病予防の対策の体験です。
低酸素室は、気圧を下げるのではなく窒素を増やす事で酸素量を3000m相当のにする部屋です。
部屋に入ると指に血中酸素濃度を図る機械を取り付けて酸素濃度を下げています。
平常時に97%あったのが3000m相当まで来ると87%まで下がりました。
病院だと90%以下になると酸素マスクを付けるそうなので、平地では危険な値だそうです。
明確な自覚症状はなく、高山病の予兆把握は難しそうです。
ここでしっかり吸って口をすぼめて吐く呼吸を少し繰り返すと93%まで戻りました。
高山では高山病になる前にこの呼吸をする必要があります。
軽い運動をすると血中酸素濃度は83%まで下がり、呼吸をすることで92%まで戻りました。
少し強い運動をすると血中酸素濃度は83%まで下がり、呼吸をしても85%までしか戻りませんでした。
結論として、強い運動をしなければ問題なしでした。