富士山に登り隊 最終回(3日間) ゆとりある行程で富士登山 2日目
8月18日、天気は晴れ、但し、下界は雲です。
うちらうつらと寝たか寝てないかよくわからない夜を過ごし、朝5時、日の出を見ました。
夜中に目が覚めて外を何回か見に行きましたが、一晩中登山者が絶えず、富士山の、他の山では考えられない夜間登山者の多さを実感しました。
昨日とは打って変わって、晴天の登山です。
木もなく岩のゴツゴツした中を登っていきます。
真上に、手が届きそうなすぐそこに、高い所が見えます。
どこかが頂上らしいです。
8合目が近づくと、岩登りから砂利道に変わりました。
落成防止の金網や構造物が並ぶ中を登っていきます。
途中に頻繁に山小屋があります。
8時ごろ、8合目に入って、宿泊予定の太子館で、少し荷物を減らしました。
太子館は3000mを超える場所で、8合目の始まり付近です。
富士山の8合目は長いです。
8合目、本8合目、8合5勺、標高差300mぐらいの間がずっと8合目です。
本8合目のあたりは山小屋が立て込んでいて、迷路を通るようです。
頂上付近に雲が出て、風も強くなるため、本8合目で防寒対策で雨具着用です。
完全に霧に覆われたり、少し先が見えたりを繰り返し、9合目の鳥居が見えてきました。
クラブツーリズムのツアーは高齢者が多いので、20人ぐらいでゆっくり上りますが、別の旅行会社のツアーは50人以上で若人が多く少し早いペースです。
一般の登山者はさらに速いペースで、どんどん抜かされます。
筋肉ムキムキの米軍っぽい人たちも登っていて、軽装でガンガン登っています。
10時30分ぐらいに9合目の鳥居を通過しました。
道が狭く、少し渋滞気味です。
11時20分ぐらいに山頂に到着です。
話を聞きながら空を見上げたら、虹色の雲が出ています。
お鉢巡りに行くかどうか聞かれましたが、疲れてるので、パートナーと共に待ちを選択しました。
待ってるうちに体調が悪くなり、頭がガンガンしてきました。
高山病っぽいです、下山したいです。
天候悪化です。
山頂は真っ白で火口もよく見えません。
お鉢巡り組が引き返してきたので、下山します。
16時30分、早めの夕食です。